上鶴間本町の家kamiturumahoncho.sagamihara敷地は相模原市に新たに造成された、平坦な土地の一角にある。4周全てが開いており、東面は歩行者専用緑道もある。5角形をした台形で方位は45度振れている。4人家族のための家である。施主は田舎で土間のある暮らしに慣れ親しんできた事もあり、古いものを懐かしむ事も重要視していた。 コンセプトは土間のある和の佇まいと温熱環境の最適化、風通しと光環境である。
風通しと光環境: 97uの床面積に対して吹抜けは13uのボリュームである。吹抜けを熱・光・風をコントロールする装置とした。熱:真南に向け夏季・冬季共、日射熱のコントロールをした。風:偏西風による西からの風、夏の南からの風も効率よく取り入れた。 光:吹抜をプラン中央に配置し、各所に光を回した。 温熱環境の最適化:パッシブも含め特殊な床暖房を設置 和の佇まい:水屋箪笥・欅の整理箪笥・南部箒等と違和感ないような空間構成。 写真をクリックすると拡大されます |
所 在 地 神奈川県相模原市 主要用途 専用住宅 敷地面積 123.4u 建築面積 58.36u 延床面積 96.43u 構造規模 木造2階建 竣 工 2006年1月 撮 影 藤木一彰 |