風車の家U

”風車のある家OP2狩場町”は恵まれていない条件の敷地に建っている。
この家のコンセプトは、その呼び名の様に、風エネルギーを発電利用し、電力を自給しようというものだが、より広範囲に自然エネルギーを利用し生活する事が目的である。

ただし、光を電気にするような装置や大掛かりなダクトを用い暖房する事は意図的に避けた。
これは単に設計者の好みによる物だけでない。家とは「外敵や自然環境から自身を守る物」であり、その家がそこから外れあまりにも「不自然な装置」と成る事を避けたかったのである。

家はどんな装置をつけようが、どんな材料を使おうが、どんな断熱をしようが、住まう為に外敵や自然環境から身を守るという方向に向いてないと、大変不自然な家になってしまうだろう。

電気・ガス・水道は、生活のなかであまりにも無意識に消費されていく。全く使わないのは無理だとしても、どの程度少なくおさえられるだろうか。又、あまりにも無意識に浪費してしまう これらエネルギーを、「もったいない」と意識させる(できる)様な装置にする事は可能だろうか。

その試みのひとつとして「風車のある家OP2狩場町」はデザインされた。

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所 在 地 神奈川県横浜市

主要用途 専用住宅

構造規模 木造2階建

竣  工 1998年

 

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