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「防震」とは
「防震」は新しい地震対策 一般的に進められている地震対策は、既存住宅であれば耐震性の劣る建物に対して補強工事を実施する、建物を強くすること を基本としています。しかし、耐震補強工事には多額の費用負担と工事に伴う心労を懸念し敬遠する人が多く、実施できる人は限られてしまいます。 これは、地震への心配はしているが、いつ起こるかわからない、また、地震が起こったとしても「自分だけは大丈夫」「地震が起こってもある程度このままの生活ができるはず」 という、根拠のない思いが根底にあると考えられます。 そこで、誰もがすぐできる地震への備えこそが多くの命を救うことになると考え、費用負担を最小限で、備えるポイントを明確に、普段の 生活においても有効であることをベースに考えた対策が「防震」という新しい地震対策です。 住宅の「耐震」に代わり、誰もが今すぐできる我が家の地震への備え、それが「防震」です。 建物の揺れを防ぐのではなく、人災予防を第一とする地震対策です。 「防震」のテーマは、誰もが家族を地震から守る方法とは何かという内容で、今世の中に一番フィットするものです。 普段使いの地震対策 地震への備えのためだけに何かをしておくというのは、なかなか進まない原因とも考えられます。防震では、普段の生活が良くなる 方法や、普段から安心できるような提案ができないか、との考えにたち、地震への備えを提案していきたいと思っています。 家づくりのプロとして地域を守る立場として、力を発揮できると考えています。 これまでの地震による、被災者体験談 ・寝ていた場所の周りに物が散乱し、避難するときにガラスの破片を踏んでけがをしました。(40代・阪神淡路大震災) ・地震発生後すぐに停電してしまい、暗闇の中で物が落ちる音や家がきしむ音がして怖かった。(50代・熊本地震) ・部屋のドアが移動した家具でふさがれてしまって開かなくなりました。(40代・東日本大震災) ・寝室の足元に置いてある本がぎっしり入った大きな本箱が背中に倒れてきた。 ・テレビやタンスの引き出しが飛びました。 ・必死で子供の上に覆いかぶさり「じっとしてろ!」というのがやっとだった。 ・子供を保護する余地がなかったほどすごい揺れだった。 ・押入れの中段にあった整理ボックスが子供を埋めていた。 過去の経験を踏まえ、「防震」としてできること 1.地震発生時に起こり得る危険個所を見つける。 → 家具などの転倒、移動、落下、飛散による被害を抑える。 @寝室の安全性を高める。(就寝中無防備です) A家具の転倒防止 Bキッチンの安全地対策 Cガラスの飛散防止 D照明・エアコンの安全対策 E通電火災の防止 2.避難経路を確保する:安全に屋外へ出る経路と避難場所を決定する。 @室内経路の安全確保 A自宅周辺の安全対策 3.最低限の家の補強 4.建物老朽化、築年数から判断して危険の可能性があれば耐震診断 5.避難生活を考慮する:備蓄品の確保 上記を踏まえ、イエンゴ防震隊による診断の実施をしております。 【診断方法】 @イエンゴ防震隊による診断の実施 ・家具の形状や設置場所による評価基準 ・生活スタイルや身体状態から危険度を判定 ・避難経路の判定 ・耐震診断を進めることの必要性 A診断結果による防震施工にの提案 ・家具の移設や部屋の変更で危険を回避できることの提案 ・家具や壁などを考慮した転倒防止器具の選定 ・避難経路などの手すりの設置 Bハザードマップ ・地震ハザードマップの確認(揺れやすさマップなど) ・災害リスク(土砂、洪水、津波など)の確認 ・避難場所、医療救護所などの確認 |
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